Specialty Clinics
専門外来
頭痛外来について

頭痛外来では、片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛など、さまざまなタイプの頭痛に対して専門的な診断と治療を行っています。
慢性的に続く頭痛や突然の激しい頭痛、生活に支障をきたす頭痛でお悩みの方に対し、問診や画像検査などを通じて原因を詳しく調べます。
その上で、薬物療法だけでなく生活習慣の改善指導やストレス管理も含めた総合的な治療計画を立て、症状の軽減と再発予防を目指します。
患者様一人ひとりの症状や生活環境に合わせたきめ細やかな対応を心がけており、日常生活の質を向上させるお手伝いをいたします。頭痛でお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。
診療日と予約について
- 診療日
- 月曜日
- 診療について
- 要予約
主な病気と治療法について
こんなお悩みありませんか?
- 繰り返す頭痛で、仕事や家事に集中できない
- 光や音がつらく、静かな場所で横になりたくなる
- 朝から頭が重く、スッキリしない日が続いている
- 頭痛が突然、激しい痛みとして現れ不安になる
- 頭痛と一緒に吐き気やめまいが起こることがある
- 肩こりや首のこりと一緒に頭痛が起きる
- 市販薬を飲んでも頭痛がなかなか治まらない
- 頭痛がいつも決まった時間帯や季節に出る
片頭痛(偏頭痛)
ズキズキと脈打つような痛みが特徴で、吐き気や光・音への過敏を伴うことがあります。治療には、発作時に痛みを抑える薬(トリプタン系など)や、発作を予防する薬(抗てんかん薬、β遮断薬など)を用います。生活リズムの見直しやストレス管理も重要です。
緊張型頭痛
後頭部から首筋にかけて重く締め付けられるような痛みが続くタイプで、長時間のデスクワークやストレスが原因となることが多いです。治療は鎮痛薬の服用や、肩・首周りの筋肉をほぐすリハビリ、ストレスケアを行います。
群発頭痛
目の奥をえぐられるような激痛が、一定期間毎日決まった時間に起こるのが特徴です。治療には酸素吸入やトリプタン製剤の注射を用い、予防薬としてカルシウム拮抗薬などを使うことがあります。稀な頭痛ですが、専門的な治療が必要です。
二次性頭痛(危険な頭痛)
くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎などが原因で起こる頭痛です。急激な痛みや麻痺・意識障害を伴う場合はすぐに精密検査(CTやMRI)を行い、原因疾患に対する迅速な治療が必要です。
認知症外来について

当院の認知症外来では、もの忘れや判断力の低下、生活の変化に気づいたご本人やご家族の不安に寄り添い、丁寧な診察と検査を行います。
認知症にはさまざまなタイプがあり、早期に診断することで進行をゆるやかにし、適切な対応が可能になります。
治療は薬物療法に加え、社会資源を活用しながら地域でサポートする必要があります。気になる症状があれば、早めのご相談をおすすめします。
診療日と予約について
- 診療日
- 水曜日
- 診療について
- 要予約
こんなお悩みありませんか?
- 最近、もの忘れがひどくなってきた気がする
- 約束を忘れてしまうことが多くなった
- 何度も同じことを聞かれるようになった
- 慣れた道で迷子になることがあり、不安を感じている
- 財布や鍵などの置き場所がわからなくなることが増えた
- 食事や着替えなどの日常動作に手助けが必要になってきた
- 急に怒りっぽくなったり、性格が変わったように感じる
- 認知症かどうか、本人も家族も判断がつかず悩んでいる
認知症の種類
アルツハイマー型認知症
最も多いタイプで、脳の神経細胞が徐々に変性・脱落することで発症します。初期は「もの忘れ」が目立ち、徐々に判断力や言語能力、見当識(時間・場所の感覚)などが低下していきます。現在は進行を遅らせる薬があり、早期発見・早期治療が大切です。
血管性認知症
脳梗塞や脳出血など、脳の血管障害が原因で起こります。記憶障害よりも、感情のコントロールが難しくなったり、注意力の低下、歩行障害などが目立つことも。再発予防のために、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の管理が重要です。
レビー小体型認知症
幻視(実際にはないものが見える)、手足のこわばり、動作が遅くなるパーキンソン症状が特徴です。注意力や意識が時間帯によって大きく変動するのもこのタイプの特徴です。薬に対する過敏さがあるため、慎重な治療が必要です。
前頭側頭型認知症(ピック病など)
比較的若い年代で発症することが多く、初期から人格の変化や社会的なルールが守れなくなるといった行動異常が目立ちます。記憶障害は初期には目立たないこともあり、誤診されやすいタイプです。家族のサポートが非常に重要になります。
認知症の治療
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薬物療法

認知症の薬物療法は、記憶力や判断力の低下をゆるやかにする「中核症状」への薬(アリセプトやメマンチンなど)と、怒りっぽさ・不安・幻覚などの「行動・心理症状(BPSD)」を和らげる薬(抗うつ薬・睡眠薬など)に分かれます。完治は難しいものの、適切な薬と生活支援により症状の進行を抑え、よりよい日常生活を維持することを目指します。
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非薬物療法

認知症の非薬物療法は、回想法や音楽療法、運動・脳トレなどを通じて、認知機能の低下を緩やかにし、生活の質を保つ方法です。ご本人の興味や性格に合わせた関わりが、安心感や日常生活の安定につながります。
禁煙外来について

禁煙外来では、タバコをやめたいと考えている方に対して、医師が専門的にサポートを行います。
ニコチン依存症は意志の力だけで克服するのが難しい病気のひとつです。当院では、禁煙補助薬(内服薬・貼り薬)を用いた治療に加え、喫煙の習慣やストレスへの対処法など、個々に合った支援を行います。
一定の条件を満たせば保険診療も可能です。一人で悩まず、まずはご相談ください。健康への第一歩を一緒に踏み出しましょう。
診療日と予約について
- 診療日
- 火曜日
- 診療について
- 要予約
ニコチン依存症
身体的依存
ニコチンは肺から迅速に吸収され、数秒以内に脳に到達します。この物質は脳内で本来の神経伝達物質の代わりに機能し、快感や報酬感を引き起こします。このプロセスを繰り返すことで、ニコチンが不足するとイライラや不安感といった禁断症状が現れるようになります。これを身体的依存と呼びます。喫煙者はタバコを吸うことで頭がすっきりし、気分が落ち着き、リラックスした感覚を得ることができますが、吸引後しばらくすると再びニコチンが不足し、禁断症状が現れ、再度タバコを求めるようになります。
心理的依存
タバコを吸ったことによって得られた良い思い出や身についた習慣、癖などは心理的依存と称されます。
「やめたいと思っているのに、つい吸ってしまう…」「習慣化しているため、なかなか変えることができない…」という声が聞かれます。
保険適用条件
- 「禁煙治療のための標準手順書」に記載されているニコチン依存についてのスクリーニングテスト(TDS*)の結果が5点以上で、ニコチン依存症と診断
- 【ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
- 直ちに禁煙することを希望
- 「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、その禁煙治療を受けることを文書により同意
ニコチン依存度スクリーニング検査
(TDS)
「はい」を1 点、「いいえ」を0 点とし、合計得点を計算します。
質問に該当しない場合は、0 点と計算します。
TDS スコア(0~10 点)が5 点以上をニコチン依存症と診断します。
| 問1 | 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。 |
|---|---|
| 問2 | 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。 |
| 問3 | 禁煙や本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか? |
| 問4 | 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか? (イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加) |
| 問5 | 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか? |
| 問6 | 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか? |
| 問7 | タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか? |
| 問8 | タバコのために自分に精神的問題(注)が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか? (注)禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抗うつなどの症状が出現している状態。 |
| 問9 | 自分はタバコに依存していると感じることがありますか? |
| 問10 | タバコが吸えないような仕事や付き合いを避けることが何度かありますか? |
禁煙治療について

健康保険を利用した標準的な禁煙治療では、以下の内容の治療を受けることが可能です。
①ニコチン依存度の評価(ニコチン依存度を測定するために、問診などの方法を使用します。)
②呼気中の一酸化炭素濃度の測定(呼気がタバコによってどの程度汚染されているかを調べます。)
③ニコチン依存度に応じた処方(状況に応じて、貼り薬や飲み薬を処方します。)
④禁煙に関するアドバイス(禁煙を成功させるためのポイントをお伝えし、禁煙への意欲を高めます。施設によっては、専門の看護師がカウンセリングを行います。)
ニコチンパッチ

当院では主にニコチンパッチを用いた禁煙治療を行っています。
ニコチンパッチは、皮膚からニコチンを吸収し、禁煙時の離脱症状(イライラや集中力の低下)を緩和する貼り薬です。
循環器や呼吸器、消化器、代謝性疾患を持つ方で禁煙が必要な場合にも使用されます。1日1回、起床時から就寝時まで貼り、通常8週間(約2ヵ月)続けて使用します。

